- ぶどうパン
- 昔レシピで♪カレーシチュー
- みかん
- 牛乳
今日は給食週間2日目、南小で初めての給食です。
今から50年前の昭和48年6月に南小の給食が始まりました。
南小は小金井市で一番最後にできた小学校だったので、開校して間もなく給食が始まりました。
当時の給食調理員さんの記録を読んでみると、「給食開始の献立は、カレーシチューでした。」と書いてあります。
この献立は、子供たちに人気があったことももちろんですが、他にも理由があったようです。
実は、当時のお釜は鉄でできていたため、そのまま 使うと、鉄の色が食材にうつり、真っ黒な料理に仕上がってしまったそう…。そうならないために、調理員さん達はお釜にお湯をわかして、わらを入れて何回も煮たり、ぬかを入れて炒めてみたり…と黒くならない工夫をしたそうです。
それでもぬかは何回炒めても真っ黒になってしまって、失敗。
そこで最後に思いついたのが野菜くず!!これを何回か炒めてみたら、少しずつ黒色がうすくなり、やっと白い野菜炒めになったそうです。でも、まだ不安だった調理員さんは、最初に白いシチューだと鉄の色がついては困ると思い、カレーシチューにしたそうです。
当時は、全員が初めてのメンバーで初めて作る献立。みんな苦労しながらも一生懸命働いてくれたんですね。
南小の給食の歴史は、いつも食べてくれる子供たちをいちばんに考えて努力してくれている調理員さんから始まりました。
おいしい理由がわかりますね!
今日は当時のレシピを再現したカレーシチューです。
今のシチューとはちょっと違い、ルーの中には牛乳ではなく、脱脂粉乳が使われていたり、野菜の種類も少なくシンプルな味わいです。
当時大人気だった献立。今の南小のシチューやカレーとの違いや、組み合わせなど比べてみてくださいね!
南小で作られた初めての献立♪
レシピに忠実に再現します。
味見をして最後に整えていきます。
1年生にはぶどうパンとみかんが大人気でした✨