よく「夏休みは栄養士さんもお休みなんでしょ~?」と聞かれますが、そんなことないんですよ!

もちろん休みもありますが、給食がある時にはなかなか行けない場所へ研修に行ったり、新メニューの試作をしたり、調理研修会を開いたり、食育についての勉強会をしたり…やることはたくさん!

その中でも、とっても楽しい研修が業者見学♪

毎年夏休みに市内の栄養士さんみんなで、給食に納品してもらっている業者さんに見学に行って、会社の衛生管理や品質、施設など見学しながら、説明を受けます。

今回は、東京都のあきる野市にある醤油蔵、キッコーゴさんに行ってきました。

南小の給食でも使っているお醤油です。

キッコーゴさんは、明治41年から続く醤油蔵で、今年で116年目になるそうです。

建物は敷地内に創業当時のものも残り、古いものと新しいものを上手に取り入れた歴史を感じる施設でした。

醤油作りの説明を受けた後、実際に醤油蔵を見学し、社長さんのお話を聞きました。

社長さんの醤油に込められた情熱を直接聞き、日本の食文化の豊かさやそれを伝えていくことの大切さを感じました。

お話の中で「醤油は人間が作っているものではない。私たち人間は、微生物が活動しやすい環境を整えているだけ。醤油作りの主役は微生物。おいしい醤油が出来上がった時に、微生物のすばらしさや、それを発見した人がいることに感動する。」という言葉がありました。

作り手さんがそんな想いを持ち、大切に作っている日本伝統の調味料、醤油。

今回の見学を通して、普段当たり前に食べている醤油について深く考えました。南小の子供たちにも、折に触れ伝えていきたいと思います。

 

 

社長さんが実物を見せてくれながら、詳しく説明してくれました。

  

 

栄養士さんみんな、興味深々!!

 

 

お土産においしい醤油を買っていきました♪

 

とっても清潔でステキな施設でした!